【僕の名刺も紹介します】シンプルでオシャレなクリエイターの名刺デザイン7選!

先日、とある方にこう言われました。

「今までいろんな方の名刺をもらってきましたけど、くらけんさんのに勝るインパクトの名刺は無いですね笑」

今回はまず僕の名刺をご紹介しつつ、
最近インスピレーションを受けたクリエイターの名刺デザイン7選をご紹介します。

逆転の発想でインパクトを

屋号を「KURAGE BRAIN由来はこちら」にしてから10年以上経ちましたが、
当初から名刺デザインはほぼ変えていません。

それが冒頭にもあるこちら。

一見普通の黒地の名刺なんですが、実は<真ん中だけポッカリ透けている>という
まさに水槽に囲まれたクラゲのように透明感のあるデザイン。

実はこれ、素材は光沢感のある透明のフィルムです。
通常ならその透明感を活かして全面透けさせたくなるところ、
あえて周辺を黒インクで打ち消すという逆転の発想で意外性を演出しています。
受け取った方は、

(真っ黒な名刺か。ん、透けてる…?)

と思っていただけるはず。
たいしたギミックでもないですが、一瞬でも引っ掛かりを作れるかどうかで
印象がだいぶ変わります。

他の方からも手に取った瞬間に「かっこいいですねこれ」と言っていただけることも多く、
初対面の方とも会話のキッカケになります。

ちなみにこちらの業者さんにお願いしており、
印刷屋さん にぶんのいち
「防水スケルトン ミラーマット加工」で
オプション等含めると1枚あたり50円くらいかかってますが、
効果は抜群です。

直接お会いした方はぜひ手渡しさせてください!

クリエイターの名刺デザイン7選

ということで、ここからは
僕が最近選定したシンプルでオシャレな名刺をご紹介します。(順不同)

1. イラストレーター

エッジカラー加工でバーミリオン(赤)の差し色を入れることで遊び心のあるデザインにしました。

イラストレーターさんの名刺。
シンプルなデザインですがエッジにカラーを入れることでオシャレな印象を残しますね。
用紙も落ち着いたオフホワイトでしっとり感があり、独特なイラストの世界観を演出しています。

2. Webデザイナー

紙は竹尾が取り扱うプライクのブラックを使用。しっとりとした独特の触り心地はイタリアの最高級な用紙として名高いだけのことはあり、黒の用紙では通常の印刷は不可能な為、特殊印刷で両面を加工しました。

こだわりがクオリティをアップさせていますね。
黒を活かすデザインは個人的に好みです。

3. シンガーソングライター

名刺を渡す刻、その時の空の情景や出会った時の第一印象でカラーをセレクトできる、ちょっとした仕掛け♪

カラフルで可愛い名刺。
基本同じデザインの色違いだけど、背景の水彩が微妙に変化させているところがニクイです。

4. Webディレクター

日本の伝統文様「鹿の子」模様が入ったシンプルでおしゃれな両面の名刺デザインです

鹿の子模様が印象的。
和柄を上手く取り入れたデザインはどこかスタイリッシュに感じます。

5. 造園士

造園に関連するアイコンを散りばめた緑が印象的。
角丸を施した輪郭も相まって親しみやすさを感じます。

6. クリエイターサポート企業

ロゴのシルエットで切り取れる名刺。
理念に共感した人を同じ電車に!ということで切符をイメージされたそう。

7. アパレル・ファッション

名刺の淵からインクが滲み出てくるような、また、雨上がりの水たまりのようなイメージを飾りにつけ、シンプルな要素にアクセントをもたせたデザイン

装飾に振り切ったデザイン。
ブロック状に重なったときの存在感はすごいですね。

最後に

デザインにはその媒体や使用されるシーンによってさまざまな役割があり、
TPOによって表現方法を使い分ける必要があります。

例えば冒頭の僕の名刺は
数多くの社員を抱える企業さんの案件ではご提案しづらいですが、
“クリエイターの名刺”に限って言えば印象付ける意味で効果的。

そんな名刺をデザインするとしてまず考えることは、

  1. 相手の印象に残るアイデア
  2. 他の名刺に埋もれないインパクト

その上で具体的に、

  1. 紙質にこだわる
  2. レイアウトにこだわる
  3. インクにこだわる
  4. 加工にこだわる

という流れで意識することが大切ですね。

いかがでしたか?
クリエイティブのヒントになればと。

ではまた!